うすうす気づいていました。自作製図で編み進めているトートバッグ、想像していたのとはちょっと違う大きさに成長しています。メジャーで測って、網目も数えて、持ち手もおおよそ完成というところまできて…納得いかない!
気になりだすともっと気になる。だって作りたかったのはこんなのじゃないんだもん。じゃあ、毛糸をほどいてやりなおしすればいいってわけですが、ここまで編んでそんなこと…できない!
理想では、側面を編み進めるにつれてもう少し網目を増やして口を広げるようにするつもりだったんです。それが、編みあがってみるとほぼ寸胴。持ち手を編み始める前から気づいていました。でも、きっと持ち手を編めば理想形になるだろうと希望を捨てきれず…甘かった。考えて考えて、網目を何度も数えて持ち手を編み始めました。長さは大丈夫、ただバランスがね、どうもおかしな感じなんですよ。持ち手の配置が外側過ぎてトートバッグを持ち上げた際にトートが半分に折れてしまうんです。荷物が入ればそうはならないかもしれないけど、気になる。気になる。気になる。
自分用のバッグであれば絶対にほどいてやり直すってことはしませんが、細編みしかできない初心者が無謀にもなんちゃって製図して、それをプレゼント用にしようなんて考えてるものですから。そうなると納得できないものはプレゼントなんてできません。やり直しを決意しました。ものすっごく勇気のいることです。編み物経験者の皆さんも経験しているんですかね、こんな甘い考えで始めた末のやり直し?
だーっと毛糸をほどきました。ほうれん草入りのちぢれ麵みたい…
理想形のトートバッグが編めますように。
(Photos by emBroider)
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