Thursday, October 06, 2016
加齢に伴う嗜好の変化 - とっぴんぱらりの風太郎
ちょっと小難しい漢字を並べたタイトルになりますが、そのタイトル通り、加齢に伴う嗜好の変化を感じる最近です。加齢という言葉はあまり使いたくはないですけど、年を取るって誰もが避けられることではないので仕方ないですよね。もうちょっとポジティブな響きの言葉が見つかればいいのですが…
どんな嗜好の変化があったかと言うと、わかりやすく言えば食べ物。ちょっと苦みのある食べ物は子供の頃から苦手だったのですが、ある日突然?シシトウやクワイがとてもおいしく思えたり。なんとなく大人の食べ物と思っていたものが口に合うようになってきたことに気づいちゃいました。
読み物にしても、子供の頃から読書は好きだったのですがお気に入りの作家さんの本ばかりを読み漁ってあまり新ジャンルに手を出すことはありませんでした、がっ!数年前に友人に勧められた畠中恵さんのしゃばけシリーズを読んでい以来、色んな時代小説を読むようになりました。
しゃばけシリーズは時代小説と言えど軽くて楽しく読めるお話ですが、正直、時代小説は難しいイメージがあったので避けていました。ところが、読んでみると面白い!確かに話し言葉はちょっと難しかったりしますが、その時代の生活が見えてきて興味深いんです。最近新聞の書評を読んで気になっていた本があったのですが、本屋さんで実際手に取ってしまうと…もう拒めない。購入しちゃいました。万城目学さんの『とっぴんぱらりの風太郎』です。だって、本のおびからして面白そう。『ニート忍者、見参』ですよ。
数年前だったらまず手を出さなかった時代小説。今では読むのが楽しみ。加齢と言えど、いったい自分の中でどんな変化が起こっているのか?と思うこの頃です。
(Photo by emBroider)
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