この素晴らしい刺繍!パラグアイの伝統手工芸、
ニャンドゥティ(Nanduti)と言います。ご存知ですか?
ニャンドゥティとは、パラグアイの公用語の一つであるグアラニー語で『蜘蛛の巣』を意味していて、その名のとおり蜘蛛の巣(糸)のような細い木綿糸を使って作成されています。
デザインは太陽や花、虫だったりと、自然とモチーフにしたものが多く、色は原色を使った鮮やかなカラフルなものだったり、単色や淡い色調のものまで幅広くあります。
作り方を簡単に説明すると(そんな簡単には作成できないのわかっています!)、木枠にしっかりと張られた布に下絵を描き、その下絵を放射線状になるよう縦糸を縫い取っていきます。縦糸に横糸を通して模様を編みこんでいきます。基本的には放射線状に張られた縦糸に横糸を通す手法が多いそうですが、梯子状のように平行に張られた縦糸や、格子状に張られた縦糸に横糸を通す手法もあるそうで、様々な仕上がりになるそうです。
わたしは明るい色調が好きなのでメキシコや南米の手工芸品がとても好きなのですが、この写真の虹色ニャンドゥティ(40cm x 40cmぐらいです)を見て一目惚れしてしまい即買いしました。虹色のグラデーションが最高にかわいいです♪
手に取って近くで見れば見るほど、この細かい手作業に感動してしまいます。
我が家では下地をマットの黒で額装して飾っています。とても華やかな雰囲気になりますよ。
最近では講習会なども行われており、日本でも少しずつ認知度が広がっているようです。わたしも
基本を習ってみたいと思っています!
(Photos by emBroider)
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