Sunday, May 01, 2016
食べず嫌い
突然ですが、食べず嫌いってありますか?
好き嫌いではなく、食べず嫌いです。
玉ねぎ嫌いです。玉ねぎは単なる好き嫌いの類ですが、わたしの食べず嫌いはマグロやカツオなどの赤身の魚です。お魚は大好きです。でも赤身の魚だけはお寿司屋さんに行っても、どんな調理方法にしても食べません。理由はすごく単純で、"赤いから"です。
東京出身ですが、3歳から小学校の低学年までは山口県、瀬戸内海の漁港近くで育ちました。近所のスーパーやお魚屋さんでは地物の魚しか売っていませんでした。瀬戸内海では白身魚や光物が多く獲られるので、お魚屋さんに並ぶものもそういったもので、赤いマグロを見たことなかったんです。
4つ年上の姉は、山口に引っ越す前に東京でマグロの味を覚えていたらしく、マグロが食べたい!と、東京に帰省するたびに両親にせがんでいました。わたしの味覚は山口県で形成されたようで、マグロは知らない、見たことない。わたしの認識している魚は白い魚!ってわけで、赤身に恐怖を覚えるぐらいの感覚があり東京に戻っても興味を持てませんでした。
大人になって、幼少期にひどかった偏食はかなり克服したのですが、赤身魚の食べず嫌いだけは変わりませんでした。実は、お肉も半生っぽいのは苦手で食べれません。きっと、味覚と言うより赤いものに対する視覚の問題なのだと思います。でも、トマトやイチゴなどの赤い食べ物は好きなんですよ。
気になったので調べてみたのですが、食べず嫌いはOverheard効果(オーバーハード)と言う、第三者から漏れ聞いた情報による心理的な影響があるとのことなのですが…うちは両親も姉もマグロ大好きなので、漏れ聞いたとしても美味しいって情報だと思うのですが。
そうなると、単にわたしが頑固なだけなのか…きっとそうなんでしょうね。
今となっては開き直っているというか、赤身のお魚以外にも美味しいものはたくさんあるからマグロいらない!って言っていますが、少しだけ困ったことは、お寿司屋さんの握りずしセットには必ずマグロが入っているんですよね。マグロの代わりに白身のお魚にしてくれたら嬉しいな。タイとか、ヒラメとか…
(Photo by/via WebMD)
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