本屋さんで懐かしい絵本を見つけて思わず立ち読みしてしまいました。
『
ぐりとぐら』ご存知の方も多いと思います。50年前に誕生したとっても素敵な絵本です。夏休みの子供たち向けの特設コーナーで見つけたのですが、今でも人気のある絵本なんですね。わたしの通っていた幼稚園の本棚に『ぐりとぐら』がありましたが、我が家にも『ぐりとぐら』が何冊かありました。たぶん姉のおさがりだと思うのですが、大好きで何度も読み返したのを覚えています。
食いしん坊で料理好きの双子の野ねずみと森の仲間たちのお話なのですが、この本を読むと必ず食べたくなるのがカステラです。森で見つけた大きな卵。この卵で美味しいものを作ろうとしたのですが、卵が大きすぎて運べない!
子供のわたしはすっかりストーリーに入り込んでしまい、どんなに大きな卵なのかと想像しました。2匹の野ねずみはその大きな卵でカステラを作ることにしたのですが、卵が大きくて運べないから森の中でカステラを作り始め、美味しいにおいに誘われて森の仲間たちが集まってくる…
こんなかわいい絵本を読んでいるとお腹がすくでしょ?今でもカステラが大好きなわたしですが、カステラ好きのきっかけは『ぐりとぐら』かな?
カステラだけでなく、『
ぐりとぐらのかいすいよく』も大好きです。物語に出てくる葡萄酒の空き瓶というものに憧れました。浜辺で空き瓶を見つけたい!なんて思ってましたよ。
大人になった今、この絵本を読んで思い出すことがいっぱいだし、大人でも楽しく読める本です。イラストもとてもかわいいんですよ。小さなお子さんのいる方には特にお薦めの一冊です。夏休みの読書にいかがですか?
(Photos by
Fukuinkan)
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