以前住んでいた場所は、近隣に大きな区立図書館があるという理由で住むことを決めたぐらい。本を読むのも好きですが、本を読んでいる人を見るのも好きです。読んでいる本は違えども、読むことに没頭している人の姿って好きです。
大学生の頃はよく図書館に入り浸っていました。古い大学だったので貯蔵している本の多くが古く、本棚に並んでいるだけでアートのようでした。ベテランの司書さんと話すのがちょっと緊張したり、勉強するはずなのにぐっすり寝ている学生たち。わたしと言えば、いつもお腹がぐーぐーなって静かな図書館に響き渡って恥ずかしかった…
そんな本好きのわたしですが、旅先で本屋さんに行くのが大好きです。イギリスの本屋さんの雰囲気が特に好きなのですが、まだまだ行ってみたい本屋さんが世界中にあります。その一つをご紹介です。
オランダの首都アムテルダムから北東に120㎞に位置する街、ZwolleにあるWaanders in de Broerenです。15世紀に建てられたドミニカ教会をリノベーションして近代的な3階建ての本屋さんに変身させました。外観は教会の姿を保っていますが、内装は外観とは全く違って近代的です。ですが、教会の姿をすべて取り払ったのでなく、ステンドグラスの窓やパイプオルガン、天井画のアーチなどはそのままの形で残されています。
カフェスペースも併設されているこの大きな本屋さん。美術館にいるような気分で何時間でも楽しめそうじゃないですか?
(Photos by Waanders in de Broeren)
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