Wednesday, June 08, 2016

過去ではなく未来に向かって


離れて暮らす主人と毎週末電話をしています。そんな貴重な時間ですが、些細なことから言い合いとなり、電話を切った後もずっと嫌な気分でいまいた。色々考え、時間が経ち、自分が悪いと思って謝りました。今後は同じことをしないように、ちゃんと話して、歩み寄りたいとも思いました。
歩み寄ることは大切なことだと思う。でもその反面、少しづつ自分の意見を変えていくということでもあり、それは自分の悪いところを認識して良い方向に変えていくとわかっていても変化は怖いものであると感じました。この頑固さをもっと柔軟にしないとなにも変わらないです。

そんな時に見た一つの動画に考えさせられました。
25歳の時に警察官に対する殺人未遂の罪状で44年間刑務所に服役した男性が、69歳となり刑期を終え出所後に見た現代はどういうものか、という動画です。刑務所で自分は変わった、と語っています。

道行く人たちが耳からイヤホンを下げてひとり言を言ってる姿は全員CIAに見えた。前も向かず、携帯電話と言われるものだけを見ているのにどうやって歩けるのが不思議だと。連絡が取れなくなった家族に会いたいと語り、食べ物や飲み物の種類がたくさんあって決められない、コイン式だった地下鉄の乗り方も磁気カードに代わり、公衆電話の使用料が25セントから1ドルに値上がりしてたなど、今あるものが当たり前と思って生活しているわたしには色々と気づかされることがありました。

最後に、夜6時ごろになって何もすることがないと公園に行って瞑想をすると語っています。
『怒りにとらわれ続けていると自分の成長を止めてしまう。全てのことは理由があって存在している。だから物事を手放さないといけない。なぜなら、わたしは過去でなく未来に向かって進まないといけないのだから。』

わたしも成長したい。自分の考えに縛られすぎず、手放さないといけない。時間はかかるかもだけど努力をしたいと思います。



(Photo by Elite Daily. Video by Aljazeera)

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